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臼杵市
皆さんは、臼杵市に伝わるお姫様のお嫁入道具「婚礼調度」をご存知ですか?この婚礼調度の正式な名前は、「破亀甲花菱沢瀉軍配紋散蒔絵婚礼調度」といい、昭和62年3月27日に、大分県指定有形文化財に指定されています。以前は、国宝臼杵摩崖仏(石仏)近くにあったヤマコ臼杵美術博物館が所蔵し、長らく展示していましたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。現在は、臼杵市が所蔵して大切に保管しています。
天保5(1834)年、中津藩主奥平昌高の六女鈼子が、臼杵藩主稲葉幾通に嫁いだ際のお嫁入り道具として伝わるもので、その数は48件、総点数は446点を数え、国内を見ても有数の現存数を誇ります。
2024年は、鈼子がお嫁入りしてちょうど190年。今回臼杵市ではこれを記念して、クリーニングや修復が済んで、見違えるほどにきれいになったお姫様の婚礼調度を一堂に特別展示でご紹介します。
煌びやかな婚礼調度をごゆっくりご覧ください。
※状況により内容や日程などが変更になる場合があります。詳細につきましては、お問い合わせ先にてご確認ください。
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