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杵築ふるさと産業館
EVENT
杵築市
令和7年に杵築市の美術教育や美術振興に多大な功績を残した故田川奨氏の絵画作品32点が、ご遺族のご厚意によりきつき城下町資料館に寄贈されたことを受けて、田川氏が生前に描いた作品の企画展を開催します。
■休館日/水曜日
■入館料
一般(大学・高校生含む)400円(団体320円)
小・中学生200円(団体160円)
<企画展開催の意義>
田川奨氏没後の平成7年(1995)に大分県立芸術会館で遺作特別展が開催されて以来、31年振りの本格的な回顧展となります。
南台の裏丁に位置する自宅兼アトリエを中心に創作活動を行う傍らで、大分県の美術振興や日本画家の育成に情熱を注いだこともあり、「杵築は日本画の王国」と呼ばれるほど優秀な日本画家を輩出する原動力となりました。田川奨が切り開いた日本画へのまなざしは、杵築市美術展や県美協巡回展(杵築会場)、十一人展の開催など、杵築の人々にも質の高い芸術文化に触れる機会の創出に繋がっただけではなく、父・豊山と共に戦後の大分画壇の裾野を広げる一翼を担ったことが今なお、高く評価されています。
<企画展の見どころ>
田川奨の作品は、全体的に「焼やき緑青(ろくしょう)・黒群緑(くろぐんろく)」をベースにした色彩が特徴で、明と暗のコントラストや独特のマチエール表現で描かれた作品を多く残しています。暗い緑系の顔料を使用した光と影の描写は、田川作品の代名詞にもなっており、特に風景画の中に取り込まれた岩肌や背景表現に田川氏の強いこだわりを垣間見ることができます。田川氏が73歳の時に発表した「去来」は、田川作品の中では珍しく明るい色彩で「雲とホウキビ」を描いており、代表作の一つとして知られています。
本企画展では、令和7年に寄贈を受けた絵画作品32点のうち風景画を中心に22点を初公開するほか、館蔵品や田川家から別途提供された資料等も含めて、戦後における杵築市の芸術文化を高めた田川奨の業績を振り返ります。(展示点数:28点)
※状況により内容や日程などが変更になる場合があります。詳しくは、お問い合せ先にてご確認ください。
文化・スポーツ振興課 文化振興・文化財係
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