1.自然・景観
古羅漢国東塔
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中津市
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毎年9月22日には、カッパに扮した5、6歳の4人の幼児を円の中心に、畳半分くらいの大うちわ(唐うちわ)を持った4人の青年が取り囲み、その周りを毛槍、横笛、鉦、太鼓、チャンボシを持った総勢40余人の行列が、にぎやかに道楽を奏でながら境内に繰り込み円陣を描いて踊りぬく所作のお祭り『かっぱ祭り』が開催されている。「かっぱ楽」ともいわれている。
この行事は、約300年前から伝えられてきた郷土民芸で、源氏に追われた平家の落人の妄念が、カッパに化けて農作物を荒らし、牛馬に災いをなし、さらには、水辺で遊ぶ子供たちの生命をも奪うことから、そのカッパの霊を慰めるため、この神事を氏神の神前に奉納し、かっぱから子どもや家畜を守護し、厄を払い、五穀豊穣を祈願するもの。耶馬渓地域では、この「かっぱ楽」が地域の保存会によって三つの地域(神社)で、継承、奉納されており、ひとつは、夏の『宮園楽』、もう二つは、秋の『樋山路楽』『二瀬楽』。
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