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日本のアンデルセン「久留島武彦」夫人が寄贈したオルガン修復

玖珠町

2025.05.23

“日本のアンデルセン”と呼ばれる久留島武彦ゆかりの歴史ある足踏み式のオルガンが、このたび修復作業を終え、美しい音色を響かせました。

このオルガンは、およそ140年前の明治時代に作られた貴重なもので、久留島武彦が命名した玖珠町初の保育園に、妻・岑子さんが寄贈したものです。

2007年に保育園が閉園した際には、音の出ない状態で見つかり、地元の施設で保管されていました。しかし、久留島武彦生誕150年事業の一環として、部品交換などの修復が施され、時代を超え往時の姿と音を取り戻しました。

(久留島武彦記念館・キム・ソンヨン館長)
「久留島先生の奥様の名前が残っている文化財で玖珠町にあるのがただ1つなんです。このオルガンを通して大分県民に豊かな明治の音を共有できたらいいと思います。」

6月19日の生誕祭では、一般向けのオルガン演奏も予定されています。歴史と想いが紡がれた音色に、ぜひ耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

#玖珠町 #オルガンの音色 #歴史あるオルガン

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