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アパートで共同生活!芸術家の卵たちがアートフェスティバルで1年の成果を披露

別府市

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大分県別府市の清島アパートで共同生活をする芸術家の卵たちがアートフェスティバルを開催しています。湯のまち・別府で創作活動に取り組む思いを取材しました。

別府市末広町にある清島アパートは、戦後まもなく建てられた建物を活用し、NPO法人「BEPPU PROJECT」がアーティストの居住や制作活動を支援する場として運営しています。現在、7人のアーティストが入居しています。

アーティストたちの制作活動
秋田県出身の高梨麻梨香さんは、おととしの4月に入居しました。訪れた土地で「音」を収集し、音響を主な表現方法として活動しています。

(高梨麻梨香さん)
「サウンドアートやサウンドインスタレーションは見られる機会が少ないと思うので、楽しんでもらえたらうれしいです。」

宮崎県出身の東智恵さんは4年前に入居し、油彩やアクリルを使用した絵画の制作に取り組んでいます。世代やジャンルの違うアーティストに刺激を受けながら作品作りに没頭しています。

(東智恵さん)
「居心地がいいんだと思います。アーティストにやさしい街だし、交流が自然とやってくる感じです。」

清島アパートは2009年に開催された別府現代芸術フェスティバルをきっかけに、アーティストが共同生活をしながら創作活動を行う場として発展。これまで250人が入居し、地域との人たちとも交流を重ねてきました。



1年間の成果を披露するアートフェスティバル
2月15日から、1年間の活動成果を発表する「清島アパートフェスティバル」を開催しており、アパートを含む6会場でさまざまな作品を展示しています。東さんは今回女性や季節の花を描き、「時の移ろい」を表現した絵画を制作しました。

(来場客の声)
「東さんの作品はとっても素敵です。明るく日々過ごせるプラスになっています。」

(東智恵さん)
「時間の流れを平面作品に落とし込めたらという思いで、それをどう表現するか模索しながら作りました。この中に座って全身で絵を感じてもらえたらと思っています。」

一方、サウンドアートを手がける高梨さんは、鉄輪温泉や地元・秋田で採取した音を作品として展示しています。

(高梨麻梨香さん)
「録音物はつまり過去のもの。いま鳴っている素材は現在のもと考えたときに、過去に影響を受けて現在が結果的に歪んでしまうことが面白いと思った。」

この春から活動の場を中国へ移す高梨さんにとって、今回のフェスティバルは清島アパートで過ごした2年間の集大成の場となります。

(高梨麻梨香さん)
「いろんな人が展覧会に見に来てくれるし、多くのアート関係者ともかかわることができたというのは、別府で過ごす中で得られた宝物だと思います。ぜひ7人の作品を全部回ってほしいと思います。」

湯のまち・別府のアーティスト7人による作品展「清島アパートフェスティバル」は3月9日まで開催されています。

#湯のまち別府 #清島アパート #清島アパートフェスティバル #BEPPU_PROJECT #アート #イブプラ特集

イベント情報

こんにちは、清島アパートフェスティバル2024-2025
■開催期間/2025年2月15日(土)~3月9日(日)

関連リンク

OBSニュース「アパートで共同生活…芸術家の卵がアートフェスティバル開催 1年間の活動成果を披露 大分・別府市」
Youtube OBSNews「アパートで共同生活…芸術家の卵がアートフェスティバル開催 1年間の活動成果を披露 大分・別府市」

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