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大阪・関西万博開幕50日、大分への波及効果じわり
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万博から大分へ――大阪・関西万博が生む観光と経済の波及効果
開幕から50日が過ぎた大阪・関西万博。連日多くの来場者でにぎわいを見せていて、5月31日には1日あたりの来場者数が過去最多となる16万人を記録しました。
万博の相乗効果
世界中の人々が集い、最先端の技術や文化を発信する大阪・関西万博。地域経済や観光業にも大きな波及効果をもたらすことが期待されています。
JR大阪駅のすぐそばにある商業施設「KITTE大阪」では、全国各地の自治体が特産品を販売して地元をPRするフロアがあり、期間限定のエリアのブースも設けられています。5月末までは熊本県が出展し、連日多くの人が買い物を楽しんでいました。
(買い物客の声)
「梅田でいろいろな県のものが見られるので楽しいですね。」
「熊本出身なので懐かしくて。初めて来たんですけど、全国のものが見られてすごく便利です。」
大分県は8月にこのブースへの出店を予定。大分県産の食品や飲料品、工芸品などおよそ200品目の商品が店頭に並ぶ予定で、出展期間中には七島イを使ったワークショップの開催も予定されています。
(大分県大阪事務所 渡辺亜由美さん)
「大分県産品を買って、次の旅行先に大分に行きたいと思ってもらえるようなPRをして、大分のファンを1人でも多く増やしたいと思っています。」
フェリー利用も増加「さんふらわあ」好調
万博の盛り上がりをビジネスチャンスに変えているのが、大分と関西を結ぶフェリー「さんふらわあ」です。開幕以降、利用状況に変化があるといいます。
(商船三井さんふらわあ 前田優人さん)
「平日でも個室でキャンセル待ちが発生している状況です。別の地方から万博を目的に来た利用者が、そのまま九州まで観光しようということで、別府などを旅行される人が増えています。」
フェリーの往復乗船と万博の入場券がセットになった旅行プランが販売され、売れ行きは好調です。前年よりも利用客は1割増えていて、夏休みやお盆の期間はすでに予約が埋まりつつあるそうです。
(商船三井さんふらわあ 前田優人さん)
「九州から関西に旅行するというのが気軽に可能だということを認識してもらって、万博が終わったあとも、出張やレジャーなど様々な目的で新しい選択肢として増やしてほしいと思います。」
大阪→別府 波及に期待
一方、外国人観光客の動向について、万博で別府のPRを行った観光案内所の稲積京子さんは、万博と別府では訪れる人の傾向に違いがあったといいます。
(稲積京子さん)
「万博に来ている人は、ほとんど母国語だけで旅をされている人で、大都市の東京、大阪メインで行かれている人が多いです。別府に来ている人は、どこの国の人でも英語を話したり、日本語を話したりするので、旅としてはちょっと上級者なのかなと改めて感じました。」
アジア圏からの別府の認知度は高く、稲積さんは万博の盛り上がりが今後さらに広がることに注目しています。
(稲積京子さん)
「船でつながっていますので、ぜひ旅の選択肢として大阪のあとに別府というのがあるとうれしい。」
万博をきっかけに、大分県への関心も徐々に高まりつつあります。夏の旅行シーズンに向けて、さらなる盛り上がりが期待されます。
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関連リンク
・OBSニュース「大阪・関西万博開幕50日、大分への波及効果じわり 観光・交通業界に活気」
・Youtube OBSNews「大阪・関西万博開幕50日、大分への波及効果じわり 観光・交通業界に活気」
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