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なぜ盛況?大阪・関西万博 国内パビリオンの魅力とは
全市町村
2025年 日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、4月13日の開幕以来、来場者数が600万人を突破し、国内外から注目を集めています。連日にぎわいを見せる会場で、人気の国内パビリオンを取材しました。
◆日本館:循環をテーマに未来へのヒントを提示
ホスト国の日本館は、資源を再利用・再生する「循環」をテーマにしています。藻類によるゴミの分解や、電気・熱を生み出す技術について、人気キャラクターのハローキティやドラえもんを使って紹介しています。
特に注目されているのが「火星の石」。1千万年以上前に地球に飛来し、2000年に南極で発見されたもので、重さは13キロと世界最大級です。
また、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った砂など、宇宙の成り立ちを学べる貴重なサンプルも展示されています。
(日本館 堺井啓公担当局長)
「持続可能なものを意識した生活を送るためのヒントを学んでほしいと思います。」
◆パソナ館:最先端の医療技術を「体感」
最先端の医療を体感できるのが民間の「パソナ館」です。注目は、約2億個のiPS細胞で作られた「iPS心臓」の世界初公開。同じくiPS細胞で作られた心筋シートとともに、鉄腕アトムとブラックジャックが解説してくれます。
(来場者の声)
「心臓が本当にトクトク動いているのが、『あ、生きているんだ』という感じがした。」
「今後の医療に関して、ああいうのがどんどん進んでいけばいいのかなと思います。」
ほかにも、体調に合わせて振動や角度を調整するベッドなど、未来の眠りを体験できるコーナーもあります。
(パソナ館 小沢達也館長)
「子どもたちやお年寄りが未来に希望を抱けるパビリオンになっていますので、ぜひ足を運んでいいただいて、この万博を共に盛り上げていきたい。」
◆大阪ヘルスケアパビリオン:「25年後の自分」に出会う未来体験
「未来の体験」をキーワードに人気を集めているのが、「大阪ヘルスケアパビリオン」です。来場者の髪・肌・骨格などから健康状態を分析し、『25年後の自分』のアバターと対面できます。そして生活の改善策も提案してくれます。
(来場者の声)
「思ったより若かったのでうれしかったです。」
「骨格がやばいって書かれてたから鍛えないと…」
さらに注目を集めているのが、カプセル型の浴槽内でマイクロバブルが体を自動洗浄してくれる「ミライ人間洗濯機」です。AIが心電図や疲労感などを分析する機能もあり、まさに未来を体感できます。
(来場者の声)
「最初はどうなるのかなと思っていましたが、だんだん慣れてくると気持ちよくなってきて、今も体がポカポカです。」
◆万博連携イベントも活発化
国内外から人が多く集まる万博に合わせ、各地の自治体もPRに取り組んでいます。6月1日まで開催された「地方創生SDGsフェス」では、全国の自治体が人気ゲーム「桃太郎電鉄」とタッグを組み、SDGsの取り組みを発信しました。
大分市は、愛媛県と共同でブースを出展し、大分県は全国一の総出力を誇る地熱発電や温泉染めなどを紹介。佐藤知事も現地を訪れました。
「温泉熱を使った染物体験が満席になって、予約待ちになったということですけど、これからもこの勢いで大分のエネルギーの取り組みや魅力を発信してもらいたい。」
また万博期間中、会場外でも盛り上がりを見せています。新今宮駅の近くの「OMO7大阪 by 星野リゾート」では、“笑い”と“おせっかい”をとり入れた大阪らしいおもてなしを提供。館内には、「空飛ぶクルマ」の展示や乗車体験もあり、万博の見どころも紹介しています。
未来を体感できる貴重な機会を提供する大阪・関西万博。ここでしか体験できない魅力が満載で、さらなる盛り上がりが期待されます。
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関連リンク
・OBSニュース「大阪・関西万博なぜ盛況? iPS心臓、25年後の自分…国内パビリオンの魅力を取材」
・Youtube OBSNews「大阪・関西万博なぜ盛況? iPS心臓、25年後の自分…国内パビリオンの魅力を取材」
・OBSニュース「【大阪・関西万博】海外パビリオンを巡る 人気は「イタリア館」「フランス館」 中世の至宝、伝統の職人技を堪能」
・Youtube OBSNews「【大阪・関西万博】海外パビリオンを巡る 人気は「イタリア館」「フランス館」 中世の至宝、伝統の職人技を堪能」
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